昨日は3年ぶりの田植え体験。
10時半現地そばの公民館に集合。

指導員さんの説明を聞き、早速田んぼへ。
この時期植えるのは「ひとめぼれ」
来週からは岐阜が誇る「ハツシモ」になるそうだ。
天気は上々、いや暑いくらい。
田んぼの水が冷たくて気持ちがいい。
指導員さんが、等間隔に赤い目印がある
ひもを引っ張って、植えるところを示してくれる。

途中から私も片方のひもを持つ。
11時20分、そろそろ終わりにしようかと思い生徒達に聞くと
「もっとやりたい!」
しかし、指導員さんの時間が11時半までだったので
「あと10分!」
と言って切ることにした。
本物を体験してほしい。
そういう思いでいろんなイベントを実施している。
照りつける太陽の下、素足で田んぼに入る。
冷たい水、足の指の間を「ニュル」っと抜ける土の感触。
2,3本の苗をつまみ、親指、人さし指、中指で土の中に
植えていく指先の感触。
流れる汗に心地よい、時折吹くさわやかな風。
見上げると、青空に浮かぶ真っ白な雲。
季節を、自然を五感で目いっぱい感じてほしい。
そういう体験を潜在意識の中にどんどん入れて欲しい。
必ず何時かそれが直接でなくとも間接的に役立つ時が来る。
経験上私はそれを感じている。
終了時の挨拶で伝えたこと。
かつて(江戸時代から明治まで)100%だった
日本の食料自給率は20%を下まわっている。
現在欧米では80%を超える。
日本は外国からの輸入に頼っている。
万一飢饉とかで輸入が途絶えたら
日本人の10人に8人から9人は飢え死ぬ。
だから欧州では、食料自給率を維持するために
農家の収入の80〜90%は税金で賄われている。
政府が国民の食の安全保障を守るために実施する政策である。
国民の税金で農民を守る=国民を守る
そういう図式である。
わずか20%にも満たないが、日本の食の安全を
守ってくれているのは農家さんであり農協の職員の方々。
そのような方々を脅かす、農協解体、
さらには「種子法」の廃止、というとんでもないことを政府やっている。
その中で頑張っておられる、今日お世話になった
方々にお礼を言いましょう!
で、解散。
あ〜またグチがでてしまった。
しかし、こんな議員を選んだのは国民なんだよな。
自分で自分の首を絞めるような・・・。
いい加減もっと賢くならなければね。
自分の代は仕方がないが、子供の代、孫の代
が良くなるように、真剣に政治家を選びましょ!