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2020年09月08日

褒められないわけ

前期末試験、結果報告第一号。
岩野田中3年生のS君。

結果はこれ


前回よりも点数は上がり、彼自身の最高点でもある。
(これまでの最高点は2年時の後期中間、456点)

内心、
「よくやった!」
と褒めてやりたかった。
しかし、私が生徒に口を酸っぱくして言っていること

「結果ではなく、その過程が大事なんだ!」

を現すシート下段の
「自分の力を何%出せたか?*点数は考えないものとする」
(70%)である。
これでは褒められない。
ここが90%以上になれば、上がろうが下がろうが

「よく頑張った!」

と褒める。

これはテスト前夜に、今回のテストに際しての
取り組みの満足度の数値でもある。

実際に彼と話したのは、
「90%以上になっていたらどうなっていたか?」
「さらにどんな学習をやっていたのか?」
「次回90%以上にするには何が必要か?」
などなど、こんな質問を矢継ぎ早にしてみた。

そして最後に言った。
「結果じゃない、それまでの過程だぞ!
 先生は90%以上で取り組んだ時の
 もっともっと輝いたお前が見たい!」

このクラスになると、あれせい、これせいとは言わない。
どうすれば目標点を取れるか、3年生ともなると
経験則でわかっているはずである。
自分で考えてアクションをしてほしい。

彼が今回テスト前の私との会話を思いだす。

「塾長、年代をしっかり覚えておいた方がいいですよね?」
「お前はどう思うんだ?」
「やったほうがいいと思います」
「me too」

当たり前のことであるが、彼は今まで
それを徹底しないでも高得点を稼いでいたのである。
今回何か思うところがあったのか私に問うた。
そうして、塾テキストの「書き込みOK」(完璧な学習)を取った後
彼は年代覚えに取り組んだ。
その結果が、学年ただ一人の社会100点。
シートの社会右欄に書いてある
「だから、自信を持ちたい」
とのコメント。
私が言ってそれをやったのなら「自信を持つ」
といった言葉はおそらくは出てこなかっただろう。
自分が考えて実行してみた。
そして結果が出た、それが大事なのである。

彼は学志舎が目指す「自律」への道を走っている。
6年生の入塾時からの彼を思いだすに、本当に成長した。
私は本当は嬉しい。

でも・・・褒められない。
90%以上になった時の彼が見たいから。

posted by scarecrow at 23:29| Comment(0) | 塾関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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