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2009年11月10日

勉強会in名古屋

個別指導で成績を上げる教師とは?

・教えるのが上手な先生?
・熱心に長い時間教えてくれる先生?

実は二つとも違う。
特に二つ目は逆の効果が現れる。
短く簡潔に教える先生のほうが良い。

成績が上がる先生は、生徒とコミュニケーションがしっかり取れていて
信頼関係があり、モチベーションを上げることができる先生。

極端な話、時間中勉強の話を一切しなくとも良い。
時には「夢」について熱く語ってもよい。
何にでも例外はあるし、語弊があるかもしれないが、
真面目な先生ほど案外成績は伸びない。

家庭教師のプロが書いた本に書いてあったこと。
教える時間は4分の1くらい。
あとは考えさせる時間と、コミュニケーションをとる時間。

うちの塾に面接に来る学生で、家庭教師の経験者に聞いてみると、
60分時間があるとすると教えている時間は
最高50分、最低でも半分以上と答える。

一生懸命に教えて成績を上げることを考えるより
意欲を高める方がずっと効果的。

マンツーマンで中学受験生を教えるうちのM先生。
隣の部屋で仕事をしていると笑い声ばかり聞こえる。
耳を済ませていると、日曜日にどこへ遊びに行っただの
何を食べただの、美味しかった、まずかっただの
先生は何をしていただの、勉強以外の話ばかり。
しばらくして「よ〜し、やるか」といって静かになる。
猛烈な勢いで進んでいる様子。
つまずいたところをピンポイントで解説している声が聞こえる。
解説の中でまた笑い声が聞こえる。
彼が教えている時間は90分中30分に間違いなく満たない。
しかし・・・担当の生徒が某塾の模試で全国2位まで上がりつめた事実は
いったい何を物語るのだろう?

教え上手というより・・・聞き上手な先生である。

そういえば私が中2のときの数学のH先生。
授業の途中に突然話が脱線することがしばしば。
生徒を巻き込んでの、面白い話で教室は笑い声。
そして授業の終わりに
「ごめんごめん、授業が進まなかったから、
〇〇ページまで宿題にするけどいいかな?」
みなH先生は宿題が多いとかぶつぶつ言いながらも
いやそうな顔でなく、しょうがないな、といった感じでやってくる。
でもH先生の授業は楽しみだった。
先生の大学時代のデートでの失敗談から何から
みんな先生のことを知るようになっていた。

あるとき先生は種明かしをしてくれた。
転任前の中学校で、あるクラスは真面目な授業を、
別のクラスは脱線授業を1年間続ける実験をしたそうな。
3年間の結果、どの年も3学期には必ず脱線授業のクラスの方が
テストの成績において真面目授業クラスより必ず上になっていたそうだ。
先生は今から考えると、教えるだけの一方通行の授業ではなく
双方向の授業を意識してんだろうな。

今年の新人A先生。
先日授業のあとの報告。
「〇〇さんなんですが、学校の先生に志望校のことで×××と言われたそうです。
私に、くやしい、絶対に頑張るといってくれました。何とかしてあげたいです。
でもひどいですね、まだこの時期で、生徒になんでそんなこと言うんでしょう」
「ね、だから塾があるんや、だから〇〇にはA先生がついとるんやろ。
〇〇はA先生の事を信頼しとるんやな、絶対に合格させような!」

これを読んでくれている、子供に家庭教師をつけている方、
先生はお子様の好きな食べ物を知ってますか?


何が大切なのか、再認識した名古屋での勉強会だった。

posted by scarecrow at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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