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2011年10月14日

変化

毎年、秋から冬にかけては勉強会が多い。
来月も東京に行ってくる。
勉強をして、いいものがあれば塾に取り入れる。
しかし、すべてが良いものばかりではない。
行って、何も得ることがない場合もある。
うちの塾に内容が合わない場合もある。

塾に関する本も色々読んでいる。
もともと読書は好きなので・・・。

学志舎も15年前と大きく変わってきた。
当初はキィーズ学習システムを使った
少人数制個別指導塾として開校した。
そして、機器を使わない塾になり、
今は映像も取り入れ、少人数制の個別形態ではあるが
自立指導塾へと変わってきた。

教材も変えた。

ダーウィンの言葉
「強いものが生き残ったのではなく
変化できたものが生き残った」
を金科玉条のように
この時代、同じことをし続けることが
退化を意味するのではないかと模索を続けてきた。

きっと、教材に関しては、今後も同じような状態が続くであろう。
良いものが、結果が出るものであれば、それを使う。

一番大きな変化は、コーチングを取り入れたことによるものと
高校の部を再構築したことである。

それまでは、高校受験が最終目標の塾だった。
だから、以前の高校の部は、中学を卒業しても
残ってくれた生徒の為に学校の授業の補習を一生懸命やっていた。
いわゆる普通の個別指導塾の高校の部の指導形態である。
学校の期末試験対策、中間試験対策。
分からないところを教える。
学校の定期試験での席次を上げる。
ひいてはそれが模擬試験の偏差値にも反映されれば良いと思っていた。
学校主導型、それが当たり前の様に思っていた。
しかし・・・次第に残ってくれる生徒のために、
もっと何か大学受験の他の指導は出来ないのか?
うちの塾だけで、目指す大学までの指導が出来ないものなのか?
最後まで残ってくれる生徒の為に、最後まで塾主導で面倒が見たい。

そういう思いが強くなった頃、セミナーで「高校の部」の指導方法について
当時、岡山で23年間大学受験の指導をしてきた先生の話を聞いた。

まさに目から鱗の話だった。
学校とは一線を画す、大学合格への一直線の指導。
「これだ!」と思った。

以来、大学受験指導の師と仰ぎ、毎回の勉強会に出席するようになった。
一般の個別指導塾がやっていることから、大きく進化したことは間違いない。

大学受験を最終としたとき、中学も、小学校の部も
それに対応して変わった。
目標が高校受験と、大学受験では違うのである。
高校受験までは、学校の教科書を中心とした
勉強をしっかりすればよいのである。
レベルは中学3年、高校受験。
すると、小学校も中学校も教科書準拠でよかった。

しかし、国公立、有名私立大学の受験に対応しようと思うと
それまで以上のことをせざるを得なくなった。
何が有効なのかを新たに考えざるを得なくなった。

大学受験まで面倒を見れる小学部。
大学受験まで面倒を見れる中学部。

小学部は器作りであった。
PCでいえばOS作り。
今のソフトをウィンドウズ98では動かすことが出来ない。
XP,7そんなOSをでないと新しいソフトには対応できない。
中学校、高校とだんだん重たくなるソフト(学習内容)に対応できる
OS作りの時期だと認識するようになった。
そのために何をしないといけないのか・・・
6年前から始めた「速読&作文」は全くその意にかなっていた。
前身は10数年前の「読書コース」である。

算数は無学年の進級式のものを取り入れた。
計算・文章題・練習帳の3部作。
これは、PISAを強く意識したことから探し始めたものだった。
世界の学力観から取り残される日本の教育を危惧して
探しているうちのたどり着いたものだった。
ただ計算が出来ればいい、数字に強ければいい?
そんなものじゃないだろう。
学んだものが実生活に生きなければ、それは学問ではない。
机上の学問をやっていたから、日本は世界に追いつかれ
追い抜かれていったんだよな。
3年前にPISAについてチラシを書いたが、反響は「0」だった。(笑)
今は文科省も世論に押されPISAを完全に意識するようになったな。

そして今年から、理科・社会は映像を取り入れた。

中学もしかり。
6年間で作った器を試すときでもある。
そしてさらに大きく伸ばせると良い。
国語・英語は教科書準拠から離れた。
初見の問題で点を取れる力、それに特化した。
実力テスト・・・ひいては入試に点が取れる方向へ舵を切った。
定期試験は、普段予・復習をして、しっかり授業を聞き、
試験対策をすれば問題はない。
大学受験を意識した国・英の内容である。
実際に昨夜、国語の映像授業を受けている中3生に
「君らのやっていることは、大学入試を見据えての・・・」
「はい塾長、分かってますよ!」
英語は大学受験までの文法中心の教材である。
これもPCを使った教材である。

映像は、それに全面的に任せていてはいけない。
絶対に人と人のふれあいの場がなければならない。
それがコーチングを取り入れた教師の育成である。
映像授業とは何ぞや?
簡単に言うと「しゃべる参考書」と言えばいいのかな。

一般の個別指導塾では、テキストを読んで問題を解き
分からないところを教師が教える。
テキストに太字で書いてあるところはもちろん必ず覚えなくてはならない。
それを映像の中で
「これはかくかくしかじか、だからしっかり覚えなくてならないんだよ!」
といえば、さらに記憶に残るのは明白。
分からないところは何度でも繰り返し見れる。
それでも分からなければ教師に聞ける。
映像に任せきりにしないで、教師がしっかりコミュニケーションをとり
利用するとかなりの威力を発揮する。
映像に任せきりにしないということがポイントであろう。
また映像教材の中身も色々違っていて、選択は難しい?

しかし・・教材はあくまでも道具である。
簡単?に書いたがハード面はこんなかんじかな。

以下は先月、名古屋での小・中学校の映像授業勉強会に
出席した折りに、名古屋の師匠に聞いた話。
有名な「虎屋の羊羹」の17代当主、黒川社長の講演会での話。

虎屋は1500年代後半から、現在まで羊羹を作り続けている。

もし、創業時の味の羊羹を、今の時代に出せば

まずくて誰も食べないだろう。

といってもちろん手を抜いていたわけでもなく、

当時はその味が「良し」だったのである。

そして以降その時代その時代に合わせて味を変えてきた。

しかし、いつの世にも、お客様に愛される美味しい羊羹を作るという

信念だけは変わることがなく、その信念の元にたゆまぬ努力を続けてきた。

だから連綿と羊羹を作り続けることができたのである。


塾もそうだと思うな。


この数年形としては、私の塾は大きく変化したが、
今後このようなことはないと思う。
すべては塾生のため。
生徒の志望大学合格まで、単体でしっかり指導できる塾、
と言う方針から今後変わることはないだろうから。
次回はソフト面とか「心」について書くつもり。
これが一番やりたかったことかな。
posted by scarecrow at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 塾関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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