21:55分、学志舎の授業の終わり。
高校生も皆帰り、誰もいない教室で一人残って
今夜も勉強をする付属中3年のY君。

志望校合格に向けて、必死の追い込み。
いつだったか
「塾に残ってやっていいですか?」
「好きなだけやりなさい、午前様にはならんようにな」
私は教室に残ってただ彼を見守る。
23:30分、彼の今日の学習終了。
わずかに笑みを浮かべて
「塾長、やっと終わった」
「もう少しやぞ、100%で走りきれ!」
「はい」
中学最後の学習計画にのっとって、
彼は粛々と塾で勉強をしている。
質問の数も数段増えた。
頑張れ、ゴールはそこだ。
歯を食いしばって走れ!
君の頑張りはお天道様もきっと見ている。