訪問いただきまして、ありがとうございます。

2020年06月02日

雀のヒナ

10時ごろの事だった。
事務所で仕事をしていて、宅急便が来た。
外へ出て荷物を受け取る。
ふと、なんだか雀の鳴き声がするぞ?

塾の南側の駐車場に立つ。
ん?
雀のヒナがうずくまっている。
見上げると、親鳥であろう、心配そうに(まさか)
下を見ながら鳴いている。
親スズメ.jpg
よくよく見ると塾の建物の梁の隙間から
白い鳥の糞が垂れた跡が…雀の巣があった。

巣.jpg
ここから誤って落ちたんだろうな。
5〜6メートルも上にある巣へはとても戻してやれない。
このまま放っておくと、野良猫かカラスの餌食になるので
とりあえずヒナを段ボールに入れて事務所へ。

子スズメ.jpg

インターネットで調べる。

雀のヒナを育てるには練り餌が必要だとか。
巣の中では何匹かのヒナが寄り添っているので
暖かくしてやらねば死んでしまうとか。
「そうか」
と外の日が当たる場所へ置く。
しかし、成鳥になるまでに死ぬ方が多いとか。

そこで市役所に電話してみる。
市には担当の部署がないので県に訪ねてみてください。

県庁に電話をする。
何課だったか忘れたが、電話をつないでもらう。
そこで言われたのが

野鳥なのでどうしようもない。
近くの草むらに逃がしてやってください
としか言いようがないんです。

そうなんだろうな。
でも、生きたヒナを見たからには
放っておくわけにはいかない。

事務長に話しをする。
飼うしかないのかな?
半分覚悟をした。

事務所に戻って塾の入り口から外を見た。
北側の道の前方になんと梯子を積んだ赤い車が
マンホールのふたを開けてホースを突っ込んでいる。
「もしかして救世主になってくれるのか?」
外に出て隊員の人に話しかける。
そして切り出す。
「あの梯子って使えないですよね。実は・・・」
と事情を話す。

隊員の方はそれには触れないで
保健所に電話をしてくれた。
結果は・・・県庁と同じ回答。
隊員の方にお礼を言って家に入る。

頭の中にひらめいた。
実は8時半から、2年前に家の改装をしてもらった業者に、
豪雨の後膨らんだ3Fの家の壁を見てもらったのだ。
社長に電話をする。
「忙しいときにすまんな。長い梯子って持ってないか?」
「え〜と、どのくらいですか?」
「6メートルもあればいいやろう」
「あります、どうされました?」
ここでも事情を説明する。
すると
「12時半ごろだったら行けますが」

そして12時半過ぎに社長がトラックに梯子を積んできてくれた。

巣に向かって2段の梯子を伸ばしていく。
「山田さん、僕が上るんですかね」
「ん〜、俺は高所恐怖症やからな」
事務長が来る。
「中村君、忙しいのにごめんね」
彼は事務長の高校時代の同級生、で
私の大学の後輩でもある。

「万が一のことがあった時のために遺言言っときましょうか?」
「もう、私が上る!」
といって事務長すたすた梯子を上った。
事務長.jpg

そして巣にヒナをかえす。
私と彼はお互い目を見合わす。

朝からの騒動はこれにて終了。

ちなみに彼は、仕事は丁寧、人格良し。
職人さんもみな良い人たちだった。
彼は商学部でありながら、卒業後1級建築士の資格を取った。
「大学受験よりも必死に勉強しました」とか。
彼がいなければ、私は岐阜にいない。
私の人生を大きく変えた人物である(笑)

R's(アールズ)建築設計工房 よろしく!

なんのこっちゃ?
posted by scarecrow at 21:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました