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2020年08月30日

安倍首相辞任

このお方突然の辞任、2度目である。

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検査入院した時から
「もしかしてあるかな?」
と思っていた。

だから別段驚きはない。
首相在任最長不倒を打ち立ててのとっとと辞任。
彼らしいと言ったら彼らしいか。
…辞任理由は本当に病気かどうか疑わしいとも思う。

しかし国民はよくぞこんな首相にこれまで
高支持率を与えていたものだ。
ここにきて下がってきたのは時すでに遅し?
もっと早く支持率を低下させ、辞任させるべきであったと思う。

この方、日本の国民のために何をした?

2度目の就任時にデフレ脱却内閣とうたい
その「3本の矢」を見た時には私も期待した。
ところが、いつの間にやら3本の矢の最も大切な1本
「財政拡大」が「「緊縮財政」に入れ替わっていた。

日銀に金融緩和というアクセルをふかさせながら
政府は緊縮というブレーキを踏み続けたのである。
そして挙句のはてに、愚策の真骨頂
「消費増税」、それも2回。
まさに国民を貧困に誘う、政策を立て続けにやった。

さて、安倍総理の負の総遺産を見ていただこう。
以下評論家のO,I氏のメルマガより。

●緊縮財政系:
・プライマリーバランス黒字化目標堅持。
・新規国債発行減額。
・二度の消費税増税。
・公共投資、地方交付税交付金、科学技術予算、教育支出、
 防衛費、防災費、診療報酬、介護報酬などの抑制と削減。
・公共病院統廃合と病床の削減。
・国民の社会保障負担の引き上げ。

●規制緩和系:
・派遣拡大、残業代ゼロ制度。
・混合診療拡大。
・水道民営化。
・非正規公務員割合の拡大。
・モンサント社(現バイエル)の農薬グリホサートの安全基準引き上げ。
・種子法廃止(種苗法改定法案も閣議決定)。
・農協改革、農地法や農業委員会法の改定。
・漁業法改定。
・国家戦略特区にてグローバリズム政策を実行。
・電力自由化。
・民泊拡大や白タク解禁の検討、シェアリング・エコノミー推進。
・IR法(カジノ解禁)。
・法人税減税。

●自由貿易系:
・TPP、日米FTA、日欧EPAなどの自由貿易協定。
・移民受け入れ拡大。
・インバウンド依存推進のためのビザ緩和。
・外国人の土地購入推進。

いやはや偉大なレガシーです!
これだけ国民を苦しめる政策を一貫して取り続けた政権は、
歴史にその名を刻まれて「名誉ある地位」を占めるでしょう。
その結果、何が起きたかも見ておきましょう。
・25年続くデフレの継続・悪化
・実質賃金:マイナス15%
・2019年10〜12月期におけるGDP:前期比年率マイナス7.1%
・2020年1〜3月期におけるGDP:前期比年率マイナス2.2%
・民間最終消費支出2014年4〜6月期:前期比マイナス4.8%
・民間最終消費支出2019年10〜12月期:前期比マイナス2.9%
・鉱工業生産指数2014年消費増税時:前期比マイナス4.9%
・鉱工業生産指数2019年消費増税時:前期比マイナス9.1%
 (東日本大震災時よりも悪化)
・民間設備投資2019年消費増税時:前期比マイナス4.7%
・世帯収入中央値:95年550万円から、2017年には423万円に
・2017年世帯所得分布:年収100万円台〜300万円台が41%に
・ワーキングプア:96年の800万人から安倍内閣発足後1100万人を突破し、以後高止まり。
・生活保護世帯数:97年(63万世帯)以降激増し、2014年160万世帯を突破、以後高止まり。
・金融資産ゼロ世帯割合:95年に8%、以後急増し、2012年に30%を突破、以後高止まり。
・非正規労働者割合:2014年に37%を突破、以後高止まり。
・非正規労働者の平均賃金:正規労働者の65%(2018年)、地方公務員は三分の一未満。
・子ども食堂:2012年ごろ開設。2016年319か所、2019年3700か所。

というわけで、「一億総活躍」してきたわけでございます。
そこにコロナがやってきて、2020年4〜6月期
GDP前期比年率マイナス27.8%という仕儀に至りました。
上記総裁候補のだれも消費税に手を触れようとしませんし、
仮に触れたとしても、期間を1年に限って2%の減税がせいぜいのところでしょう。
これでは、景気回復効果はゼロに等しく、
財務省やそのまわりをうろつくゴロ学者、マスゴミどもに
「ほら、減税してもやっぱり効果がなかったじゃないか。
さあ、これからはコロナ税で取り返さなくっちゃ」
という口実を与えてしまいます。
池上彰センセイ、万歳。おまけに、
「財政出動、緊急時だからこそこれだけやってあげたんだぞ」
とばかり、再び「財政健全化」に勢いづくこと疑いなしです。



これだけの総理を、この最近まで支持率を下げることなく
最長の任期を与えた国民もどうかしている。

重大な事実を伝えることなく、ただ森加計問題やら
花見などのどうでもよい(上記の問題に比べれば)
ことしか伝えなかったマスコミ、
そして国会で本当に大切なことを追及できない
野党の責任は非常に重たい。

ため息が出る。


posted by scarecrow at 15:09| Comment(0) | 時事問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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