これまで350点の壁に跳ね返されていたSさん、
夏プロ終了後から期末試験に向かって頑張った。
今回はすべての科目、書き込みOKを取った。
目標点は400点。
教室に来るなり、嬉しそうに
「塾長、目標点行けた!」
チェックシートを書いて、私にくれた。
視線は下欄の“自分の力を何%出せたか”へ。
100%
「ようやった!頑張ったな!
先生Sが自分の力を出し切ったことがめちゃくちゃうれしい!
点数はあくまでも結果や、点数が上がろうが下がろうが
今回Sが100%でやり切ったことが先生本当にうれしい!」
そしてエアー握手。
一つ質問してみた。
「どうや、!00%でやってみてこれが限界やと思うか?」
「ううん。もっと行けると思う」
「そうやろ。100%で頑張って目標達成した生徒は
例外なくみんなそう言うんやて。
100%に行ったら、次の景色が見えるんやよ。」
他の生徒に言った。
「ビルの2階から見る景色と、30回から見る景色
どちらがきれいかな?夜景を思い浮かべるとわかりやすいかな。」
皆、「高いところ」と答えた。
「だったら高いところを目指しなさい!
高いところに上って、景色を見てみ。
例えば、エベレストや!」
「え〜〜〜!」
「もう神の領域やろうな。次元が違うわな。
先生は高所諸恐怖症やからきっと目を開けられないかもしれんが、
映像で見るエベレストからの景色は
神々しいというか、絶景というレベルを超越しとるわな。
みんな、自分の中のエベレストに上れよ!」
最後にチェックシートをコピーしてSに返す時に一言。
あのな
「次も400点以上取りたいです」
と書いとるわな。
これを
「とります!」
と言い切ったとしようか。
次に向かってどちらが頑張れると思う?
即座にSは
「とります」
「そうやろ。心の中で、そう思って!」
「はい」
私が塾を長年続けているわけは、これ。
子供の成長を見ることがうれしいから!
S、ありがとう。
先生久々に見た100%、めちゃくちゃうれしかった!