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2020年10月22日

中津川フォークジャンボリー’71

飯田に住む姉が、埼玉に引っ越すことになった。
この11年、何回か飯田に遊びに行った。
最後に一緒に昼飯でも、と思って事務長と訪れた。

姉夫婦と4人でソバを食べた。
初めて飯田で食べた蕎麦屋がおいしくて
姉にそこを指定したのだが、あいにくの休み。

別のソバ屋で11時から2時間の歓談。

その後中津川へ行った。
目的は2つ。
栗きんとんと、今から49年前フォークジャンボリーが
開催された椛の湖畔の会場がどんなところだったのか見るため。

1971年の第3回ではなんと2万人を上回る若者が集まった。
出演者は
吉田拓郎 五輪真弓 ガロ 長谷川きよし 小室等と六文銭
岡林信康 山本コータロー はしだのりひこ かまやつひろし他
錚々たるメンバーが集まった。

「椛の湖」を目指して車を走らせる。
そこは今ではキャンプ場になっていた。

サブステージで伝説が生まれる。
前奏者の時からウィスキーをラッパ飲みしていた吉田拓郎が
酔っぱらって歌い始めた。

するとアクシデント、PAが故障したのである。
そこで小室等と六文銭を呼んでマイクなしで演奏を続行。
そこから「人間なんて」1曲を、こんな短い曲を延々2時間歌い続けた。
それを聞きつけ、サブステージに人がどんどん集まってきたという。


今では何の変哲もない広場である。
よくここに2万人の若者が集まったものだと思う。
今では林となっている斜面は当時木が生えてなかったらしい。
(キャンプ場の係りのお兄さん談)
ジャンボリー1.jpg
ジャンボリー2.jpg

8月7〜9日、熱い熱い夏の3日間だったに違いない。

目を閉じると、酔っぱらった拓郎が、六文銭の演奏をバックに
途中でギターを置いて「人間なんて」を絶叫する、そんな光景が浮かんだ。

ここで一句

夏草や若者どもが夢の跡???

おあとがよろしいようで。


ちなみに私は拓郎の曲の中で「マークU」が一番好き。

中学生の頃、兄の影響で拓郎を聴き始めた。
この歌を初めて聞いたとき、最後の詩にしびれてしまった。
この詩がなければ、聞き流していたかもしれない。

♪年老いた男が 川面を見つめて

 時の流れを 知る日が来るだろうか♪

私の頭の中で…

季節は晩秋、周りには人影はない。
石でできた低い橋の上に、
コートの襟を立てた初老の男が一人たたずんでいる。
枯葉が一枚ゆっくりと流れていく。
過去を静かに振り返るように
男は枯葉を追うでもなく、川面の一点をただ見つめている。

そんな光景が浮かんだ。

自分にそんな年代が来るなんて想像もつかなかった。
しかし、もう遠くないんだな…。


初めて聞いたときのアコースティック1本でのライブ版もいいが
10年後のこのライブでのアレンジも結構好き。



posted by scarecrow at 22:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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