今年は高校野球の特待生の問題が話題となったが、
今回の甲子園にも25校の該当校が出場しているらしい。
私立高校の特待制度を、今さらどうのこうの言う方がおかしいと思う。
ずっと前からわかりきっていることである。
それよりも、県外の生徒が、その県の代表として
多く出る場合に問題があると思う。
ずいぶん昔の話だが、鳥取県代表の倉吉北高校が
甲子園に出場したときには、なんと7,8人が
大阪、兵庫の出身者だった。
昨年の苫小牧の田中投手も兵庫県出身だったな。
プロ野球の外人枠のように他府県人枠を作ればよいと思う。
そしてユニフォームの袖の刺繍を、本人の出身県にすればよい。
今回岐阜県の代表は大垣日大だが、
岐阜県出身者は何人いるのだろうか?
私の故郷、愛媛県代表は公立高校の今治西高校である。
岐阜で言うと、大垣北高校のようなものだ。
その県の第二の都市の一番の進学校。
選手は私立の特待生のように、野球だけをやっておればよい、
というわけではないのである。
また、他府県からの助っ人は「0」。
だから甲子園出場には価値がある。
愛媛県の決勝は、高校野球ファンならご存知の斉美高校と戦った。
と言って、野球の特待生が悪いと言うわけではない。
高校は義務教育ではない。
いくら赤点を取っても、学校側が卒業させてくれるのだから、
甲子園を目指して、自分の好きな野球だけを
目いっぱいやるのは大いに結構だと思う。
学校は広告塔として期待し、生徒は3年間タダで野球ができ
卒業証書をくれる、互いの利害が一致して大いに結構な話である。
高野連が目くじら立てる必要はないと思う。
私が言いたいのは、遠くの他府県から生徒を集めて、
○○県代表と平気で出場する、そのメンタリティーに一言言いたいだけ。
ま、価値観の問題であるが・・・。
昨日の新聞で、大垣日大の阪口監督の話が載っていた。
−監督としてどう戦うか−
「甲子園という夢の場所で、100%の力が出せるようにするのが監督の仕事。
伸び伸び、はつらつとしたゲームにしたい」
相手のピッチャーがどうのこうの、相手の何番に気をつけて、なんてもんじゃない。
そういえば、3年前の就任時には「岐阜の野球は遅れている」
とばっさり岐阜県の野球の指導者のレベルの低さを切って捨て、
「礼儀を重んじ、心を育てて技術を実につけさせたい。
将来は岐阜県出身者ばかりで、甲子園で勝てるチームを作りたい」
この夏の1回戦、可茂高校戦の途中から降雨で、グランドに相当水が浮いた。
コールドゲームの後、監督は1、2年生だけではなく、
なんと試合直後の背番号一桁の選手にまでスポンジとバケツを持たせ、
次の試合ができるようにグランド整備をさせた。
表の部分はすばらしい監督だと思う。(裏の部分はノーコメント)
技術以前に、大切なのは人としての礼儀と心。
しかし・・・今年の甲子園のベスト4に
公立高校は果たして残れるのだろうか?
特待生だけの戦いとなっていくんだろうな。
2007年08月09日
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